Introduction: ユニバーサル基板刺繍の応用 - 光るキルト

Picture of ユニバーサル基板刺繍の応用 - 光るキルト

Place LEDs Like Perfboard, Light Them on Fabric Using Conductive Thread」 で導電糸で作るユニバーサル基板の作り方をご紹介しましたが、今回はその応用編になります。

お手持ちのキルトやファブリックパネルにもう一工夫を加えて、キルトやファブリックパネルに光の演出をしてみませんか?ユニバーサル基板の刺繍さえ押さえておけば、光の演出は思いのほか簡単にできるので是非試してみてください。

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Step 1: 道具と材料

  • e-Textile用の電子パーツ
  • 導電糸
  • 家庭用刺繍ミシン
    • Innov-is NS2750D
    • 刺繍枠は5"x7" (13cmx18cm) もしくは それよりも大きな枠
    • 表層は七夕をあしらったキルト  :三重県四日市市のFARM TOWNさんが販売しているキルトキットを利用
    • 回路層はデニムを使用。もし、薄い綿布などを利用する場合は接着芯を利用。接着芯の選定方法はSelection Guide of "Stabilizer" for Embroidery Machine」を参照下さい。
    • 裏層は綿布
  • ソフトウエア
    • 回路の配置検討用にフリーのイラストソフト Inkscape を利用。最終的に回路パターンをベクターデータ(.svg)で吐き出す。直接刺繍ソフトで回路配置を検討するのであれば不要
    • 刺繍ソフト PE-DESIGN 10

Step 2: ユニバーサル基板のレイアウト検討

Picture of ユニバーサル基板のレイアウト検討
  1. 各層の重ね合わせの基準となるポイントを明確にする
    1. キルト層のデータをInkscapeに等倍でインポートする
      1. キルト層をスキャンし、画像データに変換
      2. その画像データをInkscapeにインポートする。この時、等倍になるように調整する
    2. 基準となるポイントを緑色で明確にする
      • 基板層や裏層をキルト層に重ねあわせるための目印を作る
      • 今回はキルト層の内枠を目印とし、緑色で明示化する
  2. 配線の下書きをする
    1. 配線を描く領域を決める
    2. 配線の下書きを描く。描くときにプラスとマイナスが分かるように、色を変えておく
  3. 電子パーツの配置を決める
    • 今回電子パーツのデータはSparkfunの画像を流用。画像をInkscapeにインポートし、サイズを調整した。
    • インポート画像を使って配置を検討
  4. 最終の配線パターンを描く
    • パーツの位置が決まれば、最終の配線パターンを配線の下書きを用いて描く。
    • このとき、配線は一筆書きで描くと、刺繍時に便利である
  5. SVGで配線データを描きだす

Step 3: 刺繍データの作成

Picture of 刺繍データの作成
  1. SVGデータをPE-Designにインポート
  2. PE-Design上で刺繍データの確認と修正
    1. 刺繍サイズの確認:自分の利用するミシンの枠サイズに収まっているか?
    2. 刺繍の順番の確認:ドラッグで順番を移動できる。
    3. 運針の動作確認

 ※刺繍データはできるだけ、糸渡し(針が次の刺繍ポイントまで移動すること)の距離が短くなるようにするときれいに刺繍できる。

3.ステッチの確認

  1. カーソルを選択モードに変える
  2. ステッチを確認したい部分をクリック
  3. ステッチの内容を確認。:今回は、ランニングステッチで、ステッチ間隔は2.0mmを採用

4.PES形式でデータ保存。PESデータをUSBにコピーし、刺繍ミシンに挿入するとデータ移行完了

Step 4: 刺繍と導通確認

Picture of 刺繍と導通確認
  1. 刺繍する

上糸に導電糸。下糸に刺繍用下糸を用いて刺繍を実施。布は接着芯が不要なデニム地を選択

2.導通確認を行う

導通確認にはテスターを利用すると便利

Step 5: LEDの取り付け

Picture of LEDの取り付け
  1. LEDの裏に両面テープを取り付ける。この時、基板の接点部分を隠さないように注意する。
  2. 両面テープで布にLEDを仮止め。
  3. 位置が決まったら、導電糸で縫い付ける。この時以下のことに注意する
    • LEDの(+)と(-)は正しいか?
    • 導電糸に縫い付ける時に、ベースの配線と縫い付けた導電糸が接触しているか?

※LEDを縫い付けるときは、ベースの配線に合わせて何度か縫うと良い。

※今回は接点部分は3重縫いを行った

Step 6: 仕上げ

Picture of 仕上げ

最後に裏布をつけて、電池ホルダを導電糸で縫いつけて完成

この時もプラス・マイナスを気を付けて縫い付けてください。

Comments

Swansong (author)2017-08-24

可愛い!!!それは素晴らしい七夕プロジェクトです!

dfab (author)Swansong2017-08-29

ありがとうございます!

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