Introduction: 光るパクパク

このInstuctablesでは光るパクパクを作成します。パクパクはココット、パハリータ、Paper Fortune tellerなどと諸外国では呼ばれ日本ではパクパク、パックンチョなどという名前で呼ばれている伝統的な折り紙の一種です。指を入れて4つの山を動かすことができ、非常に楽しい折り紙です。今回はこのパクパクを閉じた際にLEDが光る「光るパクパク」を作成しようと思います。

Step 1: 材料

  • AgIC用紙(A4)1枚
  • AgICマーカー
  • ボタン電池 1つ
  • 表面実装LED 4つ
  • 銅テープ 少々
  • セロテープ 少々

Step 2: パクパクをつくる

AgIC用紙を正方形に切り出しパクパクを作成します。折り方は画像にある通りです。この画像はWikipediaのPaper Fortune Tellerの項目からの引用です。

Step 3: 回路の設計

パクパクの表面に描く回路を考えましょう。今回実装する回路は1枚目の画像のような回路です。この回路はLEDと電池が並列に接続され、その間にスイッチ4つが直列に接続されています。こうすることでパクパクの山すべてが閉じた時にだけスイッチが全てonになりLEDが光るというものを作ることができます。

さて、この回路をパクパクの上にどのように描くか考えましょう。分かりやすくするためにまず2枚目の画像のような補助線を考えます。これは垂直・水平のオレンジの点線はパクパクの山の切れ目を表し、斜め方向のオレンジの点線は山の折り目を表しています。緑の点線は回路を描く際にガイドとなる線です。この緑の線を実際にパクパクに描いてしまってもかまいません。1枚目の画像に示された回路をこの上にうまく配置したものが3枚目の画像になります。ポイントは赤丸で囲った部分です。AgICマーカーのみではこの重なりを表現できないため、実際に描く際は電池の両端まで線を引き、間は空けたままにしておいてください。この重なりを実現する方法は後に示します。

Step 4: 設計した通りにAgICマーカーで線を描く

前のステップで設計した通りにAgICマーカーで線を描きます。1枚目の画像には山と山の間をどのように描くかを示しています。スイッチとして表された部分は繋げずに広い領域を塗りつぶしてください。繋がって描かれた部分は図のように銅テープなどで繋いでください。また2枚目の画像のように、折れ目に関してもAgICマーカーのインクの導電性が弱っている可能性があるため銅テープで補強してください。

これらが終わった後、3枚目の画像のようにLEDを向きに注意して貼り付けます。

Step 5: ボタン電池を取り付ける

ボタン電池は図のように電極の足が付いたものを使用します。これはAgICスターターキットには含まれますが通常は市販されていないため適宜ご自分で作成してください。電池を取り付ける前に、電池の本体部分で導通してしまうことを防ぐため電池の本体部分をセロテープ等で絶縁します。このような処理を施した上で、3枚目の画像のように電池設置部に設置し両側を銅テープもしくはセロテープでしっかりと固定してください。回路設計のステップにて回路の重なりを実現する方法を後述すると述べましたが、これがその方法です。

Step 6: 完成!

これで光るパクパクの完成です。パクパクさせてみましょう。全部閉じた時にLEDが光れば成功です!

LEDが光らない場合はどこかの接続が悪い可能性があるため、適宜銅テープで補強したりAgICマーカーを重ねて描くなど対策してください。その際はテスターを使うと便利です。

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