Introduction: 25セント玉でシルバーリング(指輪)を作る

1964年よりも前に作られた25セント玉を持ってる?だとしたら、それは銀で作られています。スプーン、ドリル、もしくは金属ファイルを使って、そのコインから素敵な銀の指輪を作ることができます。
25セント玉からは、サイズ7〜以下の小さな指輪ができます。より大きな指輪を作ることも出来ますが、すると指輪の幅がかなり細くなってしまいます。なので、より大きなサイズの指輪を作りたい場合は、ケネディの肖像が使われている50セント玉を使うとよいでしょう。繰り返しますが、1964年以前に作られたコインであればどれも銀で出来ています。

必要なもの:
- 銀で出来た25セント玉コイン
- スプーン
- ドリル
- 金属ファイル

もしあれば、以下の道具もおすすめ:
- バイスグリップ
- 電気ドリル(リューター)

Step 1: 銀で出来た25セント玉を見つける

私は幸運にも、持っていた小銭の中から銀製の25セント玉を2つ見つけられましたが、注意して探していない限り見つけることは難しいでしょう。1964年以前の25セント玉であればどれも銀で出来ているはずです。色に注意すると、新しく出来た25セント玉に比べて、ずっと明るい色をしています。私は、横から見て何かを挟んだかのように見えるコインを使ってもリングを作れるというのを読んだことがありますが、それでは銀の指輪にはならないでしょう。

もしくは、コインのディーラーから、たった数ドルで手に入れることも出来ます。くれぐれもこの指輪作りのために、高価な銀のコインを買い取ることのないように。それをたたき壊すことになるので。。。

Step 2: たたきはじめる

さて退屈な手順にやってきました。片手でコインを持ち、スプーンでコインの淵を軽くたたきます。軽くたたいていきながら、少しずつコインをまわして下さい。タップタップタップ。できるだけコインの淵の中央をたたきます。すると、コインの淵が内側に回り込むのを防ぐことができます。

**この作業は、周りに誰もいないときにやるとよいでしょう。コインをたたいている作業は周りの人から煩わしく思われる可能性があるので。**

たくさんたたくと、より早く指輪の形になります。私は気楽に取り組むタイプで、テレビを見ながらこの作業を進めました。私が初めて作った指輪は完成までに一年かかりました。もしあなたがせっかちなタイプなら、ハンマーと表面の固いものを使って速く終わらせることができますが、コインを曲げたり反ってしまう危険性もあるので、そうして完成したリングは、荒くでこぼこな仕上がりになるでしょう。スプーンで少しずつたたいて成形した指輪は、ずっと滑らかな仕上がりが得られます。

Step 3: あなたの指輪のサイズを測る

あなたの指輪の成形が進むにつれ、仕上がり時のサイズを決定しなければなりません。
このサイトでは、あなたのリングサイズをインチまたはmmに変換します。

あなたの指輪のサイズにかなり近くなるまで指輪をたたいて行きます。中央に遊びのスペースが出来るので、1-2mmの誤差は気にしなくてよいです。
指輪がサイズ6程度になるころには、日付と、"Liberty"、"Quarter Dollar"、そして "United States Of America" という文字が指輪の内側に見られます。これが、この指輪を25セント玉から作った唯一の証拠となります。

Step 4: 穴を開ける

私がドリルで穴をあける際、私はリングを固定する道具を何も持っていなかったので、この部分が私にとって一番難しい作業でした。指輪を傷つけることのない何らかのものにはめて固定しなければなりません。バイスグリップを使うのもよいでしょう。何を使うにせよ、何かをあてて衝撃を和らげ、指輪を保護してください。ここまで指輪をたたいた努力を無駄にしたくはありませんよね。
**また穴をあける際には、指輪が非常に熱くなることに注意してください。やけどする可能性もありますから、十分注意してください**

私は、中央にひとつ穴をあけて、ひき続きより大きな穴をあけ、それを繰り返すといった手順で進めていきました。電気ドリル(リューター)を使うと、この作業はきっと上手くいくでしょう。きっと役立つでしょう。私が初めてリングを作ったときにのはそれを持っていませんでした。中央に十分な穴をあけることが出来たら、やすりや電気ドリル(リューター)を使って、磨きとることができます。
この時点で、指輪のサイズを試しながら、指輪をはめては磨きとるをくりかえし、ちょうどいいと感じるまでこの作業を続けます。

Step 5: 新しいリングを磨く

私はスプーンで少しずつたたいたので、私のリングはすでに磨き上げたような外観を与えていることに気付きました。ここで、電気ドリル(リューター)を使って、リングの内側の粗い部分を滑らかにしてください。あなたが手っ取り早く仕上げるためにハンマー方式を選んだ場合は、ここでリングの外側を研磨する必要があるかもしれません。粗い目から細かい目の研磨へと、複数のラウンドを得て仕上げることをおすすめします。
それが終われば、指輪の出来上がり!

Step 6: 新しい指輪で何をしよう?

自分で身につける、結婚のプロポーズ、売る、誰かにあげる。残念なことに、もはやこれで、ゲームセンターで遊んだり、25セント玉として使ったりすることはできないけれど、今では25セントよりもはるかに価値があるでしょう。

あなたもぜひ試してみて下さい。本当にすごく簡単に出来ますよ。