Introduction: "FREE TO ADD" ROLL-UP CONTAINER

あなたのおうちに余っている、着なくなったスカートはありませんか?もう二度と着ない…なら、それをつかってリュックをつくってみましょう!お好みで、どこにベルトをつけるかによってバックパックにも、ショルダーバックにも、ボストンバック風にも使えます!

今回の作り方では、縫う部分を最小限にして単純化しているので、ミシンになれていないあなたや、もしかして家にミシンが無いあなたでも、頑張れば手縫いでつくれます!

また、なるべくスカートの形をそのままにして大ざっぱなつくりにしてあるので、型紙なしでつくれて、選ぶスカートによってあなただけの個性的なリュックになること間違いなしです。

Step 1: まずは、スカートを用意します

大体同じ形のものが三枚あるとよいです。一番単純な形だと二枚でつくれますが、今回は三枚でやってみています。だいたい同じ丈のサーキュラーのものがあれば、それを二つ使えば斜めでかわいいロールアップナップサックになります。後の一枚は、今回は巻きスカートを使っていますが、面積が足りればどんな形でもかまいません。

Step 2: バックルとベルトも用意する。

ベルトは東急ハンズなどでPPベルトの黒で5mm幅のものを買いましょう。大きい店舗ならメーター500円くらいで切り売りしてくれます。

幅、いろ、素材ともに様々あるので、使うスカートの柄や素材にあわせてお好みで用意して頂いてかまいません。カン、ナスカン、バックルなども種類が豊富にあるので、選ぶベルトにあわせてお好みでそろえるとよいでしょう。

Step 3: 勇気をだして、スカートを切り開きます!

まず、スカートをきりひらきます。図のように、ファスナーのあるスカートの場合は、その部分の脇から切り出すようにすると無駄が無いです。

開くと、写真のようになります。

水色の方をみると分かりますが、裏地などがついている場合があります。いらないと思ったら切り取ってしまいましょう。同じように、ベルト通しや、ファスナーなどかさばって邪魔になりそうな部分は切り離してしまいましょう。

Step 4: アイロンがけ

この後の作業が行いやすくなるように、アイロンがけをします。平たくなるように簡単にアイロンをかけてあげればOKです

アイロンをかけてあげると図のように平べったくなってくれます。家にアイロンがなければ洗濯して干してあげてもいいですし、最悪このステップは飛ばしてもかまいません(笑)

Step 5: 重ねる。

重ねます。

図のようにオモテどうしがうちがわになって重なるようにしてあげます。

上の方でも述べていますが、真ん中の挟み込む一枚は無くてもかまわないです。

Step 6: 縫う!

ついに縫います!

step5でかさねてあげたままの状態で、図の点線の通りに縫います。強度的にも早さ的にもミシンで三辺をガーッとやってしまった方が良いですが、手縫いでちくちくしてあげても良いと思います。三枚(布の数は四枚)一緒にまとめていっぺんに縫ってしまいます。

このとき、切り出したスカートの種類によっては形があわないことがあると思うのですが、そういう時ははじを無理にあわせて縫ってしまうか、かたちの重なる部分の輪郭に沿って縫ってしまうかどっちでもいいです。余った部分は次のステップで切ってしまうので、無理に形をそろえようとする必要はありません。

基本的に縫った線がそのままリュック(何も入っていない状態の)の輪郭線になると思ってください。

Step 7: 端を切る

よけいな部分を切ります。前のステップで縫った線より外側のひらひらする部分は1cmほどのこして切り取ってしまいましょう。あまりがそれより短い部分はそのままで良いです。

Step 8: 裏返す

袋状になった中に手をいれて、裏返します。

脱いだ靴下を裏返す動作をイメージして頂ければ分かりやすいかもしれません(笑)

Step 9: バックルをつける

くるくると巻いて調度止めたい位置でバックルをつけます。

step2に書いた通り、ここからはお好みでどんなベルトとバックルなどを使っても良いです。また、この閉じる部分をバックルで行いたくないという方は、大きなボタンや、マジックテープなど、様々な方法にアレンジしても楽しいでしょう。

今回はPPバンド・黒・50mm幅とプラスチック素材のバックルとコキを使いました。

Step 10: ここからは、あなた次第です!

ここからのベルトの付け方は自由です!スカートの大きさや柄にあわせて自由にカスタマイズしてください!

…と言っても、色々なやり方があると思うので、下に簡単な例を。

→<大きめのスカートで細身につくって、ワンショルダーの肩掛け鞄に>

同じppベルトを使い、STEP5~6で金具のリングを通したベロを挟んで一緒に縫う。図を参照↑ STEP9のバックルのベルトをつける時にベルトを長くしてそのまま肩ひもにしてしまい、端にナスカン(写真)をつけ、つなげる。

!図は完成図なので、STEP5~6でつけるときは内側につけます!注意!

難しければ、図の金具を二つつけて丈夫な紐で縛って使うなど、やりたいことや、手間を考慮して自由にカスタマイズしてみてください!