Introduction: 自分フィギュア

ひょっとしたら誰かが喜んでくれるかもしれないので、3Dプリンターで自分のフィギュアを作成する。

Step 1: 3D Photoの撮影

様々なイベントに出現する"Autodesk 3D Photo ブース"で3D Photoを撮影してもらう。

撮影が終わりしばらくすると、123D GalleryのAutodesk 3DPhotoboothに3D Photoが登録される。

http://www.123dapp.com/MyCorner/3DPhotoboothAutode...

まずは、イベント中にiOSまたはAndroid版の123D Catchでチャンと3D Photoができているか確認する。

iOS : https://itunes.apple.com/jp/app/123d-catch/id51391...

Android : https://play.google.com/store/apps/details?id=com....

もし、うまく撮影されていなかったら、もう一回撮ってもらう。

Step 2: 3D Photoをダウンロード

イベントから帰宅したらPC/Macで123D Galleryにアクセスし、データをダウンロードする。

http://www.123dapp.com/MyCorner/3DPhotoboothAutode...

この際、Mesh Packageをチェックしダウンロードすること。

Zipファイルがダウンロードされるので解凍し、OBJファイルを見つける。

Step 3: 3D Photoの修復 1

3D Photoを3Dプリントするためには、穴の開いていない状態に修復する必要がある。

そこで、Autodesk Meshmixer を使い修復作業を行う。

http://www.123dapp.com/meshmixer

Meshmixerをインストールし起動する。

Import で先ほどダウンロードしたOBJファイルを選択すると、3D Photoが現れる。

Step 4: 3D Photoの修復 2

現れた3D Photoには色が付いていないので、シェーダーを変更する。

左のメニューからShaderを選び、地球を3D Photoにドラッグするとカラーの3D Photoになる。

背景などが写り込んでいる場合、左メニューのSelectionで不要部分を選び、Deleteキーで削除する。

Step 5: 3D Photoの修復 3

3D Photoの向きがおかしい場合は、左メニューのEditからTransformを選び、矢印をドラッグして向きや位置を整える。

Step 6: 3D Photoの修復 4

3D Photoに問題が無いか、左メニューのAnalysisからInspectorを選択する。

穴が空いている所に赤や青のマークが出現するので、マークをクリックし修復する。

底面部分は後で平らにするので、そのままにしておく。

Step 7: 3D Photoの修復 5

3D Photoをよく見ると、鋭角な部分があることがある。

左メニューのSelectionで鋭角部分を選択し、Edit > Erase & Fill で鋭角部を削除し同時に穴を埋める。

Step 8: 3D Photoの修復 6

底面部を平らにするために、左メニューのEditからPlane cutを選択。

現れる矢印を動かし位置を調整、Acceptすると不要部分が削除され同時に底面が埋められる。

これで綺麗な3D Photoができたので、左メニューのExportでOBJファイルを書き出す。

Exportにより4つのファイルが作成されるので、これらをZipファイルにまとめる。

Step 9: 3Dプリントする

3Dプリントで3D Photoから自分フィギュアを作成する。

カラーのフィギュアを作るには、オンライン3Dプリントサービスを使うと良い。

写真のフィギュアは石膏フルカラーを、DMM.makeにオーダーした。

フィギュアの大きさにより費用は変動するので、ZipにしたOBJをアップロードし見積りをとると良い。

パーソナル3Dプリンタが近くにあれば、プリンターのソフトウェアにOBJファイルを取り込みプリントすると良い。

写真は、MakerBot Replicator 2でプリントしたもの。

自分で持っていてもそれほど嬉しくないので、誰かにプレゼントしよう。

あなたにもきっと喜んでくれる人がいる、、、